ニキビの主な原因

ニキビの主な原因はホルモンバランスの乱れで、2つに分類されます。1)思春期のニキビと、2)大人になってからできるニキビです。どちらもニキビの原因はさまざまです。

思春期のニキビ 思春期には、ホルモンバランスの乱れから、肌に皮脂が分泌されるようになります。皮脂が増えることで、毛穴が大きくなります。拡大した毛穴に皮脂が詰まると、細菌が内部に閉じ込められ、膿ができる。膿ができると炎症が起こり、炎症が起きるとニキビができるのが一般的です。

大人になってからできるニキビ 年齢を重ねると、ホルモンバランスが乱れてきます。例えば、エストロゲンの分泌が減少し、皮脂の分泌が滞り、皮脂が不足します。すると、肌にハリがなくなり、肌が切れやすくなります。すると、肌本来の防御機能が働き、黒ずみと呼ばれる膿をもったニキビが次々とできてしまうのです。これを正常な老化、つまり加齢といいます。

思春期ニキビの原因

前項で説明したように、思春期ニキビはホルモンバランスの乱れから発生するものです。そのため、思春期ニキビの予防には、ホルモンバランスを改善することも含まれます。

性ホルモンのアンバランスによるホルモンバランスの乱れ 思春期ニキビを引き起こす大きな要因のひとつに、ホルモンバランスの乱れがあります。前項で述べたように、ニキビはさまざまな要因が重なって発生するため、薬だけでコントロールすることは容易ではありません。必要不可欠なホルモンの量が減少すれば、ニキビができるのは必然です。ニキビで最も多いのは、男性ホルモンである「テストステロン」の量が不足することによるものです。テストステロンは、人の男らしさに影響を与えるホルモンです。